コラム
公開日: 2016-02-15
鹿児島の不妊治療助成金について
鹿児島県では、体外受精や顕微授精など高額な医療費がかかる不妊治療を受けた夫婦に対して,不妊治療助成金を給付する「不妊治療費助成事業」を実施しています。
詳しくは鹿児島県のホームページこちらをご覧ください。
助成金を受けるには年齢の制限があります。
<初めて助成を受ける際の妻の年齢(治療初日)が>
40歳未満の方⇒43歳になるまでに通算6回まで
40歳以上43歳未満の方⇒43歳になるまでに通算3回まで
43歳以上の方⇒平成27年度まで旧制度の回数,平成28年度以降対象外
(旧制度:1年度目は年3回まで,2年度目以降年2回を限度に通算5年間,ただし通算10回まで)
50人治療して1人しか赤ちゃんと出逢えない現実
平成28年度以降は43歳以上の方は助成金を受けることができなくなります。
これは43歳の方が1回の治療で出産できる確率が2%という統計がでているからだと思います。
さらに年をとるごと低下していきます。
ちなみに39歳の時で生産率は10.2%です。
10人治療をして1人しか出産できないということです。
40歳は7.7%となり1割を切ってきます。
(統計値は一般社団法人日本生殖医学会の2010より)
このような統計があるため、助成金の適応で年齢制限があり、できるだけ早い段階で治療が必要だということをもっとしてもらわなければいけないのだと思います。
漢方でも女性は35歳から老化が始まり生殖機能も低下し始めます。
さらに42歳から閉経の準備が始まると考えられています。
漢方(中医学)が中国で発展してきたのは風邪などの感染症対策もありますが、皇帝や貴族の不老不死を追及してきた側面もあります。
もちろん不老不死を成し遂げることは無理ですが、漢方を使って年齢の割に若くて元気になるということは可能です。
現実にそういった方はたくさんいらっしゃいます。
現代医学でも、最近は、抗加齢医学といって研究されています。
そして見た目が若い人ほど健康で長生きだというデータもでています。
美容関係でも、肌は内臓の鏡と言われています。
逆説的にいうと、肌の状態など見た目が若々しいということは、体の内臓の働きが若い=良いということになります(美容整形で無理やり作った美しさ・若さは除外)。
つまり漢方を上手に使って40歳の方が37歳の見た目になれば、内臓の状態も37歳に近い。
すると、高度生殖医療など不妊治療1回あたりの生産率は7.7%から14.2%になり赤ちゃんと出逢える可能性が2倍になります。
病院の不妊治療で成果がでなかったご夫婦が、私の漢方相談で妊娠出産されています。
現実的には困難な状態でも可能になっている理由は、漢方で体の内部が若返り成果がでているのではないかと考えています。
実際に子宝漢方を始められて、肌の状態が「よくなったという方はたくさんいらっしゃいます。
漢方は不思議な力を持っていますが、これからもいかに再現性が高く使うことができるかを研究していこうと思います。
40代で不妊治療で成果がなく子宝漢方で妊娠された方
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